で、でたーw2014年度優秀フォーキャスト奴〜www

フォーキャスター一覧を見て、

 

(この中で一番イケてるフォーキャスターは誰なんだろう・・・)

(逆にこの中で一番クソなフォーキャスターは誰なんだろう・・・)

 

と思ったが、なんと!

公式が年度の総合成績優秀フォーキャスターを発表しているw

http://www.jcer.or.jp/esp/fcst/2014fcst.pdf

 

それによると2014年度の優秀フォーキャスターは以下の5名(50音順)

(株)第一生命経済研究所 新家義貴
(株)東レ経営研究所 増田貴司
(株)ニッセイ基礎研究所 斎藤太郎
(株)日本総合研究所 下田裕介
BNPパリバ証券(株) 河野龍太郎

 

(最優秀は誰なんだ!!)

 

それはさておき、写真を見てみると、案外おっさんばっかりって訳でもなく、

30代とおぼしき顔も見受けられる。。

 

しかしこのパフォーマンス評価ってのはどのように行われているのか。

7年連続成績優秀者の新家義貴さんとは何者なのか。

(何物もなにも第一生命経済研究所の人なんだが。。)

 

そしてやっぱり『2014年度「クソ」フォーキャスターに聞く』って記事は

アップされないんですかね(ニッコリ)

 

しかしこれが示しているのはやはり予測には巧拙が存在するってことだろう。

じゃなきゃ新家さんはタイムマシンを持っているか、だ。

誰がGDP予測をしているのか?

俺だ!!

 

いや、違った。いや違くないんだが、そうではない。

 

よく「民間エコノミストの予測ではGDPは・・・」という記事を見る。

民間エコノミストって誰だよ!

俺も混ぜてくれッ!!

 

日経ではどうなっているのか。例えば以下。

www.nikkei.com

文章抜粋すると

『日本経済研究センターが7日まとめた民間エコノミスト41人の景気見通し「ESPフォーキャスト」9月調査によると・・・』

となっている。

 

ESPフォーキャストってなんだ、と思って調べてみると

日本経済研究センター JCERってところがやっている調査らしい。。

このページの末尾に「ESPフォーキャスト調査」の説明があって

 

「ESPフォーキャスト調査」とは
 経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。
 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての 質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。

 

ということらしい。

誰だその約40名って!っと思って

「ESPフォーキャスト調査」サービスのご案内を開くと

pdfの最後のページにその41名がフォーキャスター一覧として載っている!

 

 

フォーキャスター一覧(敬称略、機関名五十音順、2015年11月1日現在)


1.アライアンス・バーンスタイン(株)

  プロダクトマネジメントエコノミスト 村上尚己
2.伊藤忠商事(株) 伊藤忠経済研究所主任研究員 武田淳
3.インフォーマグローバルマーケットジャパン(株) 

  シニアアナリスト 荒田健児
4.SMBC日興証券(株)金融経済調査部チーフエコノミスト 牧野潤一
5.SMBCフレンド証券(株)

  投資情報部チーフマーケットエコノミスト 岩下真理
6.JPモルガン証券(株)経済債券調査部チーフエコノミスト 菅野雅明

7.シティグループ証券(株)経済市場調査部チーフエコノミスト 村嶋帰一
8.信金中央金庫 地域・中小企業研究所主任研究員 斎藤大紀
9.(株)第一生命経済研究所 経済調査部主席エコノミスト 新家義貴
10.大和証券(株)金融市場調査部チーフエコノミスト 永井靖敏
11.大和証券投資信託委託(株)調査部投資調査課長 村松秀樹
12.大和住銀投信投資顧問(株)経済調査部チーフエコノミスト 柿沼点
13.(株)大和総研 執行役員チーフエコノミスト 熊谷亮丸
14.(株)帝国データバンク 産業調査部経済動向研究チーム 窪田剛士
15.(一財)電力中央研究所 社会経済研究所上席研究員 林田元就

16.ドイツ証券(株)経済調査部長チーフエコノミスト 松岡幹裕
17.(株)道銀地域総合研究所 経済調査部主任研究員 坂野公紀
18.(株)東レ経営研究所 産業経済調査部門長チーフエコノミスト 増田貴司
19.(株)ニッセイ基礎研究所 経済調査部門経済調査室長 斎藤太郎
20.(公社)日本経済研究センター 研究本部主任研究員 竹内淳
21.(株)日本経済新聞社

   デジタルメディア局ナレッジコンテンツ部 渡部肇
22.(株)日本総合研究所

   調査部マクロ経済研究センター副主任研究員 下田裕介
23.(株)農林中金総合研究所 調査第二部主席研究員 南武志
24.野村證券(株)金融経済研究所チーフエコノミスト 木下智夫
25.バークレイズ証券(株)調査部チーフエコノミスト 森田京平
26.(株)浜銀総合研究所 調査部部長・主任研究員 北田英治
27.BNPパリバ証券(株)経済調査部チーフエコノミスト 河野龍太郎
28.(株)日立総合計画研究所 研究第一部経済グループ主任研究員 東聡
29.富国生命保険(相)財務企画部チーフエコノミスト 森実潤也
30.(株)富士通総研経済研究所 上席主任研究員 米山秀隆
31.みずほ証券(株)エクイティ調査部シニアエコノミスト 北岡智哉
32.みずほ総合研究所(株)調査本部経済調査部主任エコノミスト 徳田秀信
33.三井住友アセットマネジメント(株)チーフエコノミスト 宅森昭吉
34.三井住友信託銀行(株)調査部経済調査チーム主務 登地孝之
35.(株)三菱総合研究所

    政策・経済研究センター主席研究員/チーフエコノミスト 武田洋子
36.(株)三菱東京UFJ銀行 経済調査室次長 石丸康宏
37.三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)

   景気循環研究所所長 嶋中雄二
38.三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)

   調査部主任研究員 小林真一郎
39.明治安田生命保険(相)運用企画部チーフエコノミスト 小玉祐一
40.メリルリンチ日本証券(株)調査部チーフエコノミスト 吉川雅幸
41.モルガン・スタンレーMUFG証券(株)経済調査部エコノミスト 山口毅

俺が載っていない!!

いや、そうじゃない。そうじゃない、けど…

こんなことしてる人たちがいたのか!

GDP予測で飯を食っている人たちがいたのか!プロ予測師!

(これだけで食っていってるかは謎だが。。)

 

しかし、これはなんともあれだなっていう。。

ざっと思ったところだと。。。

・日本人しかいない。なぜ外国人がいないのか。

・大学教授などがいない。というか基本的に企業の調査部しかいない。

・ほとんど聞いたことない名前。銀行・証券が多いんだなぁ

ってところか。

 

これはしかしどういうサービス何だろうか。

あくまで「民間エコノミスト」の予測だから大学教授とか入ってないのか、

それともGDP予測している大学教授がいないのか。

何故外国人がいないのか。GDP予測している外国人がいないのか。

そんなことはないだろうに。

それともこのフォーキャスター連は一種サークルみたいなもんで、

KY外国人はフォーキャスター足り得ないのか。。。

 

しかしこうして見ると、このフォーキャスターの誰が予測師として優秀で、

誰がクソなのか、ちょっと気になる・・・

2015年7~9月期のGDP(2次速報)予測_11/28時点

記念すべき第1回の予測!

2015年7~9月期のGDP(2次速報)は…

 

ずばり、▲0.2%

 

【理由】1次速報が▲0.2%だからw

    まぁまずはこの予測にしといて、こっから色々考えていこうと思う。

    1次速報と2次速報で大きく違うこともあるみたいですしね!

日経のまとめ記事が分かりやすい件

さすが大メディア日本経済新聞

 

季節調整ってなんだろう~と思って

内閣府のページを見てみたが・・・日本語でおk

GDP(国内総支出系列)の季節調整方法について - 内閣府

違う!そうじゃない!俺が知りたかったのは!

と思いつつグーグル先生に聞いてみると以下の日経記事がヒット

www.nikkei.com

分かりやすい。というか初歩中の初歩を良くまとめてくれている。

つまり季節調整ってのは、

四半期GDPの実額から季節や休日の日数等の影響を取り除いた前期比の成長率、と。

確かに2月とか少ないもんな。

しかし季節による影響ってなんだろう。

冬の方が消費するとか夏の方が消費するとかあるんだろうか。

ボーナス後は多いとか?

 

実際どうやるかを調べるのはとりあえず置いておいて・・・

 

この記事を見ると1次速報と2次速報の違いも説明している。

1次速報は速報値、と2次速報は改定値って呼ぶのかな?

以下抜粋↓

『GDP速報では月次の経済統計を使って推計する。個人消費は家計調査や商業販売統計、設備投資は生産動態統計、輸出入は国際収支などを使う。』

『1次速報から2次速報になる段階で未発表だった法人企業統計が新たに推計に加わる。この影響で設備投資や在庫投資が1次速報から大きく振れることもある。』

なるほど。1次速報から大きく振れることもあるのか。。

 

つまり今回(2015/7-9)で言うと、

2次速報までに出る2015/7-9の法人企業統計の値を予想すれば、

2次速報のGDPの値も予測できる!と、そういう訳だ。

さっそくGDPデータの見方が分からない件について

さて2015年7月~9月のGDPは2014年7月~9月のGDPに比べて、

0.2%少なかったですよ、というのは分かった。

じゃあ具体的には一体いくら減ったんだろうか?

って思って統計表を見てみたんだが、ここで行き詰ってしまった。

1次速報値の統計表の7ページ目の時系列表を見ると

2014/7-9:129,663.6

2015/7-9:130,994.1

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2015/qe153/pdf/jikei_1.pdf

 

・・・?

 

GDP増えてない?これ?

見るとこ間違ってるの?

表の1番左がGDPなんだよね?で、これを四半期ごとに比較した結果が

前期対比▲0.2%のマイナス成長だったんじゃないのか…?

 

と思いつつ8ページ目の前年同期比の表を見ると+1.0%になっている!

やっぱりー!!??

 

どういうことなの??

っと思いながら11ページまでくっていくと季節調整系列(前期比)ってのがあって

そこを見ると

▲0.2%

ってやっと出てきた!

お前~ここに居たのかー!!

 

季節調整ってなんだ?

2015年7-9月期1次速報値の結果

当面12/7の2次速報値を当てることが目標ですが、

まずは(2次速報値が何かすらわかっていないが)1次速報値すら知らないので見ていく。

内閣府が発表しているが、なんかすげー色々資料ある。

統計表一覧(2015年7-9月期 1次速報値) - 内閣府

その前のページにポイント解説なるものを付けてくれている。分かりやすい。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2015/qe153/pdf/qepoint1531.pdf

これを見ると実質は▲0.2%(年率▲0.8%)と2四半期連続のマイナス。

名目は0.0%(年率0.1%)。

という結果らしい。なるほど。実質は物価の影響を除いたGDPってことだから結局これは

「数字上0%成長だけど物価がちょっと上がってるから実質0.2%GDP減ってます」

ってことか。マジか!!でも0.2%ってどのくらいなんだろうか。

さらに「季節調整済前期比」ってなんなんだろうか。

 

まぁとにもかくにも1次速報値が▲0.2%なら

そりゃ2次速報値も▲0.2%くらいなんだろう…な!

何が違うんだろう。誤差調整?そして2次速報値を予想している人とかいるんだろうか?